中日の新監督を務める立浪和義氏(52)の就任会見が29日、名古屋市内のホテルで行われた。午前中に大島宇一郎オーナー(57=中日新聞社社長)から就任要請を受け、受諾。濃紺のスーツにブルーのネクタイを締め、会見に臨んだ。

立浪氏は「きょう正式に中日ドラゴンズの監督に就任させていただいた。引退してから12年たったが、野球に対する思いは変わっていない。とにかくチームを強くする。1人でも多くのファンに球場に足を運んでもらえるようにしたい。初めからうまくいくとは思っていないが、誘ったコーチとともに選手には勝ちに対する執念をしっかり植え付ける。勝つために妥協はしない」と話した。立浪新監督は11月4日からナゴヤ球場で始まる秋季練習から陣頭指揮を執る。