立大・沖政宗投手（1年＝磐城）が5回1安打無失点で勝利した。

新たなスタイルを見せた。2日前の明大戦にも先発。6回96球を投げた。「多少、疲れがある中で投げるのは初めての経験でした。リーグ戦なら普通のこと。ケアを怠らず、起用に応えないといけません」。捕手の戸丸と話し合い、球種を増やした。これまでの直球と横スライダー中心から、ツーシーム、縦スライダーも交え、的を絞らせなかった。

直球は130キロ台。変化球とのコンビネーションが生命線となる。「自分のような投手が、どうやったらベンチ入りできるか。突き詰めないといけません」と、いろいろな球種を試した意図を説明した。今秋にリーグ戦デビュー。1試合2イニングだけだが、貴重な経験をした。そのことも糧に、ベンチ入り定着を目指す。