阪神矢野燿大監督(52)は5日、「JERA クライマックスシリーズ(CS) セ」の前日共同記者会見に出席後、鳴尾浜での2軍対社会人・NTT西日本の練習試合を視察した。6日からの3位巨人とのファーストステージ開幕前日にも、大山や佐藤輝ら主力を打席に立たせ、実戦感覚を重視した。試合は1-5で敗戦。試合後の矢野監督の一問一答は以下の通り。

-CSに出場するメンバーも鳴尾浜の試合に来た

打席にあまり立てないやつとかね、そういうのもいるし。実戦をやらせてもらえたのはよかったなと思います。

-リーグ2位から日本一への再挑戦となるが

悔しさからね、切り替えたかというと、正直、俺自身もまだ悔しい気持ちも持っているし。まあまあ、その悔しい気持ちが残っている中でクライマックスをやれるというのはプラスやと思うし。まあ、でも今のチームでいいという、何ていうのかな…完成されたチームではないので。そういうところではこのクライマックスからでも成長してもらいたいし。自分たちの野球というか、そういうものをより高める戦いにして行くという必要があると思ってます。

-後半戦はチームの戦いとしてはあまり良くないとよく話していたが、この期間で少しでも上げられた部分はあるか

まあまあ正直、打線で点が取れないというところが、今日もそうやけど、じゃあ上がったかと言うとやっぱりそれはまだまだ課題の方が多いし。すぐに改善できないところかもしれないけど、根気よくやっていくしかないよね。

-シーズンが終わった後はCSに向けて「まだスイッチを入れなくても…」と話していたが

やっぱり俺もきょう会見とかやったらちょっとテンション上がってきたしさ。原さんを見たり、そういうので変わってくるので。正直そういうのから徐々に上がってくると思うし、選手のみんなも、明日始まるぞっていうところからグッと上がってくるかなというふうに感じています。

-島田もずっと調子が良い

島田もいいと思っているよ。成長してきたなという。俺もファームの1年目から見てきたけど、バッティングもねちっこくなりつつあるし、あんまり左でも苦にする感じは少なくなってきている。成長したなというのは1年目を見ているだけに感じる。

-佐藤輝は目に見える結果が出ていないが

結果もあるけど、内容もしっかりしてこないとね。しっかりとしたポイントでスイング出来るっていう。プロやから結果を求めるけど、その前に自分のポイントで、自分のスイングをしてということが出来てこないと。それは結果もそこに近づいてこないし。たまたま打たしてくれるボールってそんなに投げてくれるわけではないので。そこは今の状態を上げてこないと、結果的には厳しくなるのはまだ続いているというかね。

-明日の第1戦の打順は決まっている

だいたいね。

-巨人先発菅野のイメージは

状態的には今年何回か対戦したけど、すごい菅野らしさっていう感じはまだ感じてないんじゃないかなとオレも見ていて思うし。でもストレートの強さや、今まで真っすぐ、スライダー、ほかのカーブだったり、ツーシーム系のシュート系のボールだったり、いろんなボールを使えるっていうところがあったけど、今年は真っすぐ、フォークで押してくると感じたけど。それでもクライマックスになったらガラッと変えられるくらいの能力は持っていると思うので、それは明日になってみないと分からないところだけど、すごい嫌かと言われればそんなことはないので。まずはうちの野球としては会見でも言ったけど、ピッチャーに頑張ってもらって、ハルト(高橋)に頑張ってもらってっていうところがスタートにはなるけどね、まあ点取らないことには勝てないんで。そういうところでは本塁打が出てくれたらもちろんそれはいいけど、つないで、もぎ取るっていう感じになるとは思うけど。

-甲子園でCSができるのも大きい

それは全然ね。その(多くの阪神ファンの)中でやらせてもらえるというのはテンションとか気持ちの度合いも違うし。ある意味、広い球場でやれるんでね。そういうところはもちろんどっちが有利とか不利とかはもちろんないけど、うちの野球というところで言うと、つないでいく野球になると思うんで、その点でもいいかなと思っています。

-シーズンの悔しさもある中、日本一という目標があるのがモチベーションにもなる

まあでもステップアップの先に日本シリーズがあるという感じかな。今はファーストステージどう勝つかという。前にも言ったけど、ここからまた成長していくという挑戦はもう始まっているんで。そういうところをまずファーストステージを突破して、神宮に乗り込んで、最終的に日本シリーズというところで、また成長できるところにつながると思うんで。今すぐ日本シリーズと考える割合は少ないけど、その先にはもちろんそこというのは考えています。