ロッテ佐々木朗希投手(20)が13日、プロ2年目のシーズンを振り返った。

チームは12日、CSファイナル3戦目での敗退が決まり、13日に先発予定だった佐々木朗は投げずに終わった。気持ちはもう切り替えている。

今季は5月16日の西武戦(ZOZOマリン)でプロ初登板を果たし、最終的にはシーズンで11試合に先発登板。3勝2敗、防御率2・27の成績だった。「CSファーストステージや51年ぶりに優勝マジックが点灯する試合など、大事な試合で投げることができたのが思い出深いです」。コンディション不良もあり、1年目は実戦登板なし。球団の育成プログラムに沿って肉体強化をし、今季は飛躍の1年となった。

プロ初勝利、10試合以上の1軍登板の2つを目標に掲げていたことも明かした。「その目標をクリアできたことも良かったと思いますし、今後もしっかりと自分なりの段階を踏んで成長していけたらと考えています」と見すえた。

岩手・大船渡高時代には最速163キロをマークした。今季は159キロが最速も、安定して150キロ台中盤をマークできる投手になってきた。来季へは「開幕から1年間を通してチームに貢献できるよう頑張りたいと思います」と話す。14日からZOZOマリンでの秋季練習に参加し、土台を築く。【金子真仁】

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