プロ野球広島の初優勝時の監督を務めた古葉竹識(こば・たけし)さんが12日に亡くなっていたことが16日、分かった。葬儀、告別式はすでに近親者のみで執り行われた。85歳だった。熊本県出身。

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古葉竹識さんが大洋の監督時代に教えを受けた、DeNA田代富雄巡回打撃コーチ(67)が16日、故人をしのんだ。「訃報を知り驚いています。今思い返すと古葉さんは試合の時の集中力、そしてグラウンド外でも気配りをされる方でした。心よりご冥福をお祈りいたします」。古葉氏が監督を務めた87~89年に大洋でプレーしていた。