日本ハム野村佑希内野手(21)が、今オフは相棒選びに精を出す。

16日、沖縄・国頭での秋季キャンプを打ち上げた。体力強化に手応えを見せ「体をしっかりつくる時間があるので、一回り大きくなれるようにやっていきたい」と、オフに向けて気合を入れ直した。

キャンプ中はチームメートからバットを借りるなど、理想の打球のため試打を繰り返した。自身はメープル素材の重さ890グラムを使用。「バットが変わるとスイングも変わると聞いたことがあった。思った通りに振れるバットがいい。(オフは)いろいろなものを触ったり出来る時間なので、見ていきたい」と探していく。

3年目の今季は中軸を担い、頭角を現した。99試合に出場し、打率2割6分7厘、7本塁打、37打点。いずれもキャリアハイをマークした。「(今季は)すごくもったいない期間も多かったので、そういうところも詰めて上がっていければ」。来季は3割20本塁打を目標に掲げ、バット選びにも励む。「(数字を)設定してやっていきたい」と明確な目標へ突き進む。【田中彩友美】

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