“ガッツ塾”&“男村田塾”が開講した。20日、川崎市のジャイアンツ球場で巨人の秋季練習が行われ、小笠原道大2軍打撃コーチ(48)と村田修一打撃兼内野守備コーチ(40)が若手選手に熱血指導を行った。

小笠原コーチは室内練習場でバットを手に、並んでティー打撃する選手の背後を練り歩いた。山瀬、湯浅、増田陸らには身ぶり手ぶりを交え、時には膝や腰を触りながら指導した。村田修コーチも広岡、秋広、中山らに手本を見せながらの打撃指導を敢行。選手たちも必死にバットを振り込んだ。

今季チームでプロ初安打を記録した野手は4年目の湯浅のみ。若手の台頭での戦力の上積みは来季首位を奪還する上で重要な要素になる。12年、13年シーズンに巨人でともにプレーし、プロ通算本塁打数が計738本の元スラッガー2人が、若手野手育成へ、指導を続けている。

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