巨人阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(42)が25日、日本シリーズで好投した“小さな大投手”の研究を求めた。24日に41歳で日本シリーズ初勝利を挙げたヤクルト石川の投球に「昨日の石川をちょっと見たんだけど、そこで(巨人の)ピッチャーも何か考えて欲しいなと思う。127、8キロの真っすぐで、なんで抑えられるんだろうと。そこはやっぱり、考えて探究心もってほしい。そういうとこだよね」と話した。

この日で秋季練習を打ち上げ、オフ期間に入る。若手選手への宿題を問われ「いや、ないよ、特に。もう言った。やらない選手はやらない。やる選手はやるでいい」とあくまでも自主性に委ねる。一方で2月は“地獄のキャンプ”を予告した。「投手陣はキャンプ。ある投手にキャンプで翌日起きるのが怖かったという日はあるか、くたくたになったことあるかと聞いたら『ない』と言っていた。だから覚悟しておいてくれと」と不敵に笑った。

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