侍ジャパンの新監督に、今季まで日本ハムの監督を務めた栗山英樹氏(60)が2日、就任し、都内で記者会見が行われた。

今年は前任の稲葉監督のもと東京五輪で金メダルを獲得。新チームの選手選考に関し、五輪のメンバーがベースになるのかを問われると「今年のジャパンの戦いは素晴らしい戦い、素晴らしい選手たちであることは間違いない」としながら、「野球選手の状態は、その年、その時期によって全然違う。(大会に)状態良く入っていく選手の選び方は重要。先入観を持たないようにしたい」と話した。

初陣は来年3月5、6日に行われる「ENEOS侍ジャパンシリーズ2022」の台湾戦(東京ドーム)となることも、合わせて発表された。任期は23年3月の開催が見込まれる第5回WBCまで。愛弟子のエンゼルス大谷の招集も期待され、3大会ぶりの世界一を目指す。