元DeNAの松尾大河内野手(23=琉球ブルーオーシャンズ)が、12球団合同トライアウトに参加した。

第1打席は広島畝章真投手から、真ん中に入ってくる136キロの球を打って、左前打で出塁した。次打者の時に二盗を決めた。

第2打席は阪神石井将希投手と対戦。2ストライクから143キロの内角直球に空振り三振した。

第3打席は中日三ツ間卓也投手と対戦。カウント3-1から139キロの内角ツーシームを見切り、四球を選んで出塁した。次打者の時に、この日2つめの二盗を決めた。

第4打席は日本ハム鈴木遼太郎投手と対戦。1ボール2ストライクから内角低めに落ちるフォークボールに空振り三振を喫した。

午前中は3打数1安打1四球で2盗塁を決めた。午後には、巨人古川侑利投手との対戦が予定されている。

守備では二塁や遊撃で、軽快な動きを見せた。

松尾は秀岳館高校から16年ドラフト3位でDeNAに入団した。18年に登録名を大河に変更した。プロ3年間で1軍出場はなく、19年限りで戦力外通告を受けて退団。20年から独立リーグの琉球ブルーオーシャンズでプレー。21年はBCリーグの茨城アストロプラネッツに派遣されていた。