四国ILで年間優勝を飾った香川オリーブガイナーズは13日、近藤智勝監督(39)と元ヤクルト近藤一樹選手兼任投手コーチ(38)の来季の続投を発表した。

近藤監督は、香川のコーチを経て20年から監督に就任。「今シーズンも昨年同様コロナでいろいろ制限がある中ではありましたが、スポンサーの方々、ファンの方々、ガイナーズに関わる方々には感謝を申し上げます。ドラフトこそ残念な結果ではありましたが、3年ぶりの総合優勝を勝ち取ることができました。来シーズンも沢山選手が入れ替わりますが、良いチーム、選手、人間を育てていけるように精進して参りたいと思います。2022シーズンもどうぞよろしくお願い致します」とコメントした。

近藤選手兼任投手コーチは、20年限りでヤクルトを自由契約になり、今年からコーチ兼任で香川に加入。中継ぎ、抑えとして20試合に登板し、17回2/3を投げて26奪三振、3ホールド、8セーブ、防御率2・55で前期優勝と総合優勝に貢献した。近鉄に所属した最後の投手として、独立リーグでプロ21年目も腕を振ることになった。球団を通じ「2021年シーズン、応援してくださったファンの皆さま、優勝させて頂きありがとうございました!コロナ禍の続く中でも、温かいご声援には感謝をしています。初めてだらけのシーズン、兼任コーチというポジションでも、若い選手たちがフォローしてくれて1年を乗り越えられました。来シーズンも兼任コーチとしてガイナーズの一員で力になれるようにやっていきます。1人でも多く上のリーグに注目されるような選手育成と1つでも多くの勝利を目指しプレーをしていきます」とコメントした。