今季に国内FA権を取得したオリックス後藤駿太外野手(28)が15日、大阪・舞洲の球団施設で行われた契約更改交渉を行い、現状維持となる2100万円でサイン。FA権の行使をせず、来季の残留を決めた。

「プロ野球の世界に入って、なかなか取れない権利。自分なりに考えることはいろいろあった。もう1回、オリックスで活躍したいと思いました」

今季は主に守備固めや代走で25年ぶりのリーグVに貢献。56試合に出場した。来季に向けては「もう1度、燃えるものがあった」と気持ちを吐露。10年ドラフト1位は「100試合以上に出たい」と目をギラつかせた。(金額は推定)