DeNAは23日、米大リーグのダイヤモンドバックスと19年から結んでいた戦略的パートナーシップを来季以降も継続すると発表した。延長期間は22年1月1日から24年12月31日までの3年間となる。

提携内容は多岐にわたる。主に以下の通り。

(1)チームオペレーションにおける情報交換(プロスカウティング情報の共有、チーム編成及び育成・運営ノウハウの共有など)

(2)チームオペレーションにおける人材交流(フロントスタッフ、アスレチックトレーナー、コーチ等の相互派遣など)

(3)チームオペレーションにおけるその他相互協力(施設利用など)

(4)ビジネスオペレーションにおける情報交換、人材交流、その他相互協力(新しいボールパーク構築、球場におけるIT活用をはじめとした改修事業、ファンエンゲージメント、マーケティング等でのビジネスノウハウの共有など)

◆アリゾナ・ダイヤモンドバックス 米大リーグのナショナルリーグ西地区に所属。本拠地はアリゾナ州フェニックスにある開閉式ドーム球場のチェースフィールド。1998年にエクスパンジョン(球団拡張)で創立された。球団名はガラガラヘビの意味。01年に左腕ランディ・ジョンソン、右腕カート・シリングの両輪が活躍し、ワールドシリーズを制した。日本人選手では12年には斎藤隆投手(現DeNAチーフ投手コーチ)18、19年には平野佳寿投手(現オリックス)が所属。傘下のマイナーでは吉川峻平投手が在籍している。16年には仁志敏久氏(現DeNA2軍監督)がコーチ留学し、17年には三浦大輔氏(現DeNA1軍監督)が視察に訪れている。