東都大学野球の国学院大・古江空知(そらち)新主将(3年=大分商)が、故郷に錦を飾る。

23日、横浜市内のグラウンドで年内最後の練習を行った。今年、チームは初めて春秋連覇を達成。来年は3連覇に加え「日本一を目標に、日本一になるべくしてなれるようにしたい」と掲げた。

投手として入学したが、50メートル走5秒9の足を生かすため今春リーグ戦後に外野手に転向。秋季リーグでは主に代走としてベンチ入りした。今オフは打撃力向上のためバットを振り込む。来季の開幕節の舞台は、史上初めての地方開催となる大分・別大興産スタジアム(4月2、3日)。報道を見た地元の友人からは「試合を見にいくよ」と連絡が来たという。主将になったタイミングでの凱旋(がいせん)に「偶然だけどすごい。レギュラーとしてスタメンでチームに貢献したい」と意気込んだ。