ソフトバンクは24日、古谷優人投手(22)との来季選手契約を締結せず、保留権を放棄し、自由契約にすることを発表。これを受けて、三笠杉彦取締役GM(47)はオンラインで取材対応。「当球団としましては、ファンのみなさま、球界関係各位にご迷惑をおかけしたことを深くおわびするとともに、再発防止と防犯対策強化に努めて参りたいと思っております」と話した。

球団では今シーズン中、選手の私物盗難被害があった。選手からロッカー内での私物盗難被害の申し出があり、警察にも相談して調査していたところ、12月に入って古谷が窃盗していたことが判明。本人に球団が聴取し、事実を認めた。

被害選手は被害届を出しておらず、今後も出す意向はないという。すでに盗難にあった私物は被害選手の元に戻っている。

球団は、古谷について、野球協約第74条(2)に基づき契約保留期間を終了させ、コミッショナーへ自由契約選手公示の申請を行うとしている。