オリックス吉田正尚外野手(28)が26日、福井市内の商業施設で福井県栄誉賞の贈呈式に出席した。

今夏の東京五輪で侍ジャパンの3番打者として、金メダル獲得に貢献。同郷のソフトバンク栗原とともに姿を見せ、地元ファン500人を喜ばせた。

「今年はタフな1年でした。このような光栄な賞を頂いて、ありがとうございます。金メダルを首にかける瞬間に栗原選手がいて、そこでハッとしました。来年も良いニュースを届けられるように頑張ります」

オリックスでは2年連続首位打者に輝く活躍をみせ、選手会長としてもチームを25年ぶりのリーグVに導いた。

満身創痍(そうい)で臨んだ1年だった。10月上旬に死球を受けた影響で、右尺骨を骨折。長期離脱も想定されたが、懸命なリハビリで11月10日のCSファイナルステージ初戦で戦列復帰。完治せぬまま、日本シリーズにも出場した。

シーズンオフを迎え「もう、ゆっくりですね。(患部を)休めてます。治療もしています」。今月8日には神戸市内の病院で両足関節鏡視下三角骨摘出手術を受けたばかり。来春の宮崎キャンプの序盤は別メニューとなる可能性もあるが、「開幕日を逆算して」とペナントレースには問題ない様子だ。

背番号を34を7に変更。かつて自主トレをともにした先輩糸井(現阪神)がつけた番号で、名実ともに“超人継承”が進んでいる。万全の状態で来季を迎える。【真柴健】