阪神ドラフト3位の最速150キロ左腕、新潟医療福祉大・桐敷拓馬投手(22)が26日、医療従事者の希望の星になることを誓った。

本庄東(埼玉)から進学。医療福祉大学ということもあり、トレーナー志望の部員も在籍し、今秋の関甲新学生リーグで完全試合を達成した左腕も助けられてきた。「トレーニングの知識とか、体の筋肉の機能とか、そういうのを友達から聞けたりしたのはよかった。トレーニング系の授業もあったので、学べたことはこの大学に入ってよかった」。

同大学は多くの医療従事者を輩出。コロナ禍を踏まえ「自分たちが普通に生活できているのは医療従事者の方々のおかげ。恩返しというか、自分はその分、野球を一生懸命やることだと思う」と力を込めた。この日は新潟市内で自主トレを公開。室内練習場で体幹トレーニングやキャッチボールに取り組んだ。有言実行へ、まずは2月のキャンプで猛アピールする。