感謝を胸に、新たなスタートを切った。巨人ドラフト1位の大勢投手(翁田大勢、22=関西国際大)が7日、川崎市のジャイアンツ寮に入寮。「いよいよ始まるという気持ち。廊下に胴上げの写真があって、自分もこの輪に入りたいと思いました」。巨人のユニホーム姿で、人生初の胴上げをイメージした。

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22年間過ごした地元・兵庫を初めて離れる。感謝の思いは尽きない。本契約を結んだ12月、お世話になった方々へ、はがきを送り、誠意を示した。

「感謝 皆様のおかげさまで巨大な夢を、たくさんの人と追うことができます。今ここから勢いづけていきます」

「巨人」「大勢」にちなんだ言葉で感謝の思いを伝えた。

自身も言葉から力をもらう。入寮に際し、パーソナルトレーナーからもらった木製プレートを持参した。「野球をしている姿で、大勢の人たちを魅了できるような選手になって欲しい」などのメッセージが刻まれている。「目にしたときに奮い立たされる。もう1回頑張ろうという気持ちにもなる」。目標は開幕1軍。これからはプレーでも感謝を示す。【小早川宗一郎】

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