広島会沢翼捕手(33)が9日、鹿児島市内の最福寺で6年連続6度目の護摩行を行い、正妻再奪取を誓った。

燃えさかる炎を前に精神を統一。「何年やっても苦しい。また新たにやってやるんだという気持ち。(21年は)悔しい思いをしているので、悔しい思いを晴らす思いで」と決意を新たにした。

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昨季は下半身の2度の故障もあり、先発マスクは10歳下の坂倉が53試合で、会沢は47試合にとどまった。「切磋琢磨(せっさたくま)してやっていければ」。若手の台頭に負けじと、その座を奪い返す意気込みで16年目のシーズンに向かう。

目標を初の全試合スタメン出場とした上で、「チームがずっと悔しい思いをしているし、みんなの口から『悔しい』と出ている。チームのために、一丸となって優勝に向かいたい」。4年ぶりV奪回をけん引する。