日本ハムの背番号「66」を着用してきたのは、これまで14人。最長は西浦克拓(96~05年)の10年。プロ6年目の98年は4番も務めるなど20本塁打を放った。

西浦に次いで長く背負ったのは捕手の大嶋匠(12~18年)で7年。中学から大学までソフトボール部に所属しており、硬式野球の経験がない異色の選手として注目を集めた。5年目に初の開幕1軍入りを果たし、プロ初安打も記録。しかし、翌年以降は快音は響かせられず、18年限りで現役引退。現在は群馬・高崎市の職員として勤務しており、市役所のソフトボール部で選手復帰している。

19年から万波中正が着用中。高校通算40本塁打、遠投110メートル、50メートル走6秒2など身体能力の高さが売り。ムードメーカーとしても貢献している。昨季はプロ初安打や初本塁打も記録。今季は安定感をつけて1軍定着を目指したい。