広島林晃汰内野手(21)が、フォーム微修正で本塁打量産を狙う。

【一覧】プロ野球12球団キャンプ 1、2軍メンバー振り分け

24日、マツダスタジアムで自主トレを行った。昨季、三塁のレギュラーをつかんだ左のスラッガーが放った10本塁打はすべて右投手から。今オフは「もっと楽な打ち方を」と右肩の入り込みを抑え、少し開いた新フォームを試行中。「去年(右肩の)入り込みが課題としてあった。左(投手)からも本塁打を打ちたい」。左右差をなくすことが今オフの第1テーマだ。

「(左投手に)苦手意識はない。打率もそうだが長打率がやっぱり落ちる。左ピッチャーでももっと長打を増やしていけたら」。昨季の対右投手長打率4割5分3厘(本塁打10、二塁打12)に対し、同左投手は2割6分3厘(本塁打0、二塁打3)。左右を問わずアーチを描き、昨季12試合にとどまったクリーンアップ定着を狙う。