ソフトバンクはオープン戦初戦で、先発千賀が3回4失点を喫するなど完敗。藤本博史監督（58）の、試合後の一問一答は以下の通り。

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－オープン戦初戦で完敗

藤本監督　まあね、4点も取られたらね。そのへんはね、千賀も試す球とかいろいろあったんやろうけど、バッテリーでしっかり話し合ってたかというところ。オリックスがああやってボンボン積極的にバットを振ってきたのは見事やなと思うし、千賀の速い球に負けじとわざと引っ張ってるのか、早いカウントから左バッターがライト前の打球が多かったよね。ああいうのをこれからね、シーズンに入ったら注意しないといけないし、そのへんのミーティングをしっかりしておきました。

－和田も4失点

藤本監督　いい球もあったけど、中には悪い球もあったね。そのへんはまだ1カ月あると思うんじゃなくて、もう1カ月しかないよという感じでね。調整をどんどん上げていってもらいたいなと、投手コーチにはお願いしておきました。

－上林が本塁打、井上が2安打

藤本監督　悪い悪いという中でも、井上とか、野村大樹もそうだし、上林も今日はホームランが出て、これで乗っていってくれたら。（他の選手には）ギラギラ感というのがもっと欲しいよね。淡々とゲームに入っている。今、競争しているんだよというところを見せてくれているのは井上と野村（大）。この二人が特に目立つかな。後は横一線。みんな淡々と打席に入って打っているようにしか映ってこない。そのへんを3月、向こうに帰ってからね。振り分けしていかないといけない時期になるわけやから。もっと目の色を変えてね、やってもらいたい。

－第2捕手争い

藤本監督　そこもね、やっぱり今日は千賀、和田、東浜の球を受けるというときにね、投げる前にちょこっと話をしただけじゃあね、3人ともローテーションに入って実績のある投手なんやから。今日何を試したいかとかね。千賀やったらシンカー試したいとかいろいろあったと思うんですよ。そういう話をもっともっとバッテリーで話し合って試合に挑まないと。ただ「今日シンカー投げるんだな。シンカー出しました」では打たれますよ。そこをどこでシンカー投げるとかさ、勝負球で投げるのか、カウント球で投げるのか。そういう話をしっかりやっていかないとね。バッテリーコーチにはお願いしておきました。2番手のキャッチャーというところは課題ですからね。

－オリックスの若手が積極的だった

藤本監督　思い切りあったよね。打ったからそう見えるんかもわからないけど、逆になってるかもわからないわけですから。そこは今日はオリックスの若い選手がギラギラ感があったなというところで。明日になったらうちがあるかもわからないし。それはもう、勝ったからそういう風に見えるだけだと思います。

－今後のメンバー絞り込みは

藤本監督　2日からは多少なりともメンバーは（減らす）。（野手は）18から20名くらいで行こうと思っています。そこからはA、Bじゃなくて1軍、2軍やからね。今リチャード、野村大を入れたら22人いるのかな。それに外国人が入ってくるからね。最低7人は最後は2軍に行かなくちゃいけないから。残れるようにね。明日、明後日の練習もあるし。チャンスはあると思うんでね。