開幕投手候補のヤクルト奥川恭伸投手(20)が、開幕カードの阪神を相手に先発し、3回を2安打1失点とまずまずの投球を見せた。

最速147キロの直球を軸に35球、1奪三振1死球。3回無死二塁から坂本に145キロ直球を右前に運ばれ1点を失ったが、後続は断って追加点は与えなかった。

登板後は「まだまだと思うところがすごく多い。もう少し頑張らないと」と反省。2回途中6失点と打ち込まれた前回登板の練習試合ロッテ戦(20日、浦添)との比較では「前回よりも変化球でカウントをとったりはできた」としたが、「制球もバラついていた。1試合1試合、よくなっていけるように頑張りたい」と引き締めていた。