BIGBOSS流のサプライズ起用だ! 背番号161の日本ハム姫野優也投手(24)が、あす16日西武戦(ベルーナドーム)で1軍初登板する。

20年シーズン終了後に育成契約を結び、昨季途中に投手転向。最速156キロを計測するなど高いポテンシャルを秘めている。監督就任後、実績にとらわれない起用を続けてきた新庄剛志監督(50)の意向により、“1軍投手デビュー”の舞台が用意されることになった。

<日本ハム サプライズメモ>

◆サプライズ(1) 1軍未経験、高卒2年目の道産子左腕・根本を1軍キャンプに抜てき。15日の西武戦(ベルーナドーム)で先発予定で、開幕ローテ候補の1人としてアピール中。

◆サプライズ(2) 新入団選手のお披露目が行われた5日の巨人戦(札幌ドーム)で「1番三塁」阪口、「2番DH」有薗、「3番遊撃」水野、「4番一塁」速水と新人を並べた。阪口と速水は無安打も、有薗が3打数1安打、水野が4打数2安打2打点1盗塁と抜てきに応えた。試合も3-0で勝利。

◆サプライズ(3) ドラフト8位右腕の北山が守護神候補に急浮上中だ。オープン戦3試合に登板。最速156キロの直球を武器に4イニング打者14人に9奪三振無失点。奪三振率は20・25と際立っている。12日の広島戦ではプロ初セーブもマークした。