左足首の捻挫から完全復活を目指す日本ハム野村佑希内野手(21)が、実戦復帰後の初安打&初三塁守備に就いた。「1番三塁」でスタメン出場。初回の第1打席はDeNA坂本と対戦し、空振り三振。3回の第2打席はDeNA石田から中前打を放った。

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実戦復帰となった21日同戦では2打席で1打数無安打1死球と安打はお預けとなっていた。「前の試合と今日の1打席目の修正をしながら、うまく合わせられたかなと思います。(打つ際に)体が開いている部分があったので、逆方向をイメージして、イメージ通りのバッティングができたかなと思います」と、実戦復帰後の初安打を振り返った。

3回まで出場し、守備では2つの三ゴロをさばいた。三遊間寄りのゴロと、三塁手前へのゴロで「前の打球も横の打球も来たので、そこでしっかり反応できたので、もう体は大丈夫かなと思います」と、手応えを得た。

野村は春季キャンプ終盤で取り組んだスライディング練習中に左足首を捻挫し、戦線離脱していた。走ることについても「大丈夫です。試合で走塁もできましたし。良くなっていると思います」と、コンディションは万全が近づいている。

今後は出場イニングを伸ばしながら、1軍復帰へ向けてアピールをしていくことになる。ここまでの復帰過程も順調で「僕はケガがずっと多いですし、そこは自分の責任なので、早く1軍の戦力に戻れるようにという(気持ちの)切り替えが今回はうまくできたかなと思います」。1軍の試合も欠かさずチェックしている正三塁手の筆頭候補。完全復活は、もう間近だ。