阪神が屈辱の開幕7連敗を喫した。先発藤浪晋太郎投手(27)が自身初の1試合3被弾で、4回6失点と炎上した。過去に開幕7連敗から優勝したチームはなく、22年のシーズンインからわずか1週間で「V率0%」となった。

試合後の矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

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-大山の1発が明日へつながる

矢野監督 もちろんね、なかなかヒット、ヒットっていうね、感じだけでは点は取れないので。そういうところでは1発はほしいところなんやけど

-中継ぎ陣がゼロでつないできた

矢野監督 今の中継ぎを成長させないと、ダメなところなんで。そういうところでは1人1人が、自信をつけるのには結果がもちろんついてこないと、自信はついてこないけど。登板数が増えてくるなかで落ち着きつつはあるかなと思う。桐敷も初めての中継ぎというところやったけど、ゼロでいけたというのは落ち着いていけると思うし。ちょっと今、チーム編成上なかなか落ち着いてっていうところは少ないんで、そういうところでは、出たところでみんな頑張ってほしいなと。頑張るようにしてくれたかなと思います

-先発藤浪の投球は

矢野監督 もちろん、この球場やしある程度、思い切って攻めていかないとダメだし、ホームランは仕方ないという気持ちの作り方というのはもちろんあると思うけど。俺もそう思って現役時代ずっと戦っていたし。ただ、ああいう、いい打者をどう抑えていくかというレベルに晋太郎自身も成長していってもらいたいし。1点でも少なく、というところが課題の投球だったんじゃないかな。やろうとしていることと結果が矛盾してしまうのは仕方がないという気持ちも必要やし。その中で抑えていくというのも晋太郎自身の成長には必要やし

-藤浪の交代のタイミング

矢野監督 それは俺が決めることだから。総合的に

-中野の途中交代は二塁カバー時のスライディングの影響

矢野監督 いやいや、気持ちを感じないんで。球際に最近、ちょっと弱いというかなんかこう、なんとかしようという気持ちがないわけじゃないんだけど、どうしても後からいくやつっていうのは試合に出たいやつばかり。(小幡)竜平も(木浪)聖也も必死やし。あいつ(中野)も毎日試合に出ながら、その気持ちを続けていくのは簡単じゃないとはいえ、そういうことをやっていかないとあいつの成長もないしね。あいつの『気』が出ている感じがしない

-マルテも途中交代

矢野監督 足の張りがあったから

-初勝利が遠い

矢野監督 大きなことを言えることは今はないけど、目の前のことを必死にやっていきます