多数の新型コロナ陽性者が出たため2試合が中止された楽天戦は、5日からは通常通り挙行の見通しだ。

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は4日、「今日のPCR検査の結果はまだだが、昨日、一昨日は陽性ゼロ。流れでいくと、おそらく収束したと思う」と話した。状況に変化がなければ、臨時の実行委員会を開くことなく試合開催となる。

この日は、12球団の代表者会議や実行委員会などが開かれた。今年も複数の陽性者が出た球団については、専門家に疫学調査を依頼し感染経路の把握に努めることが決まった。また、オールスターに選ばれながら、コロナやワクチンの副反応で出場を辞退した選手については、昨年同様、出場選手登録の自動抹消を定めた野球協約第86条は適用しないことが確認された。