7日に支配下再登録されたソフトバンク田上奏大投手(19)が、12日のロッテ戦(長崎)でプロ初登板する見込みとなった。8日の西武戦前に、斎藤投手コーチが「(チャンスは)あります。そのために背番号を変えたので」と説明。この日、田上はベルーナドームでロングダッシュなどで汗を流し、4日後に迫るデビュー戦に備えた。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧

田上は20年ドラフト5位で入団も、昨年オフに育成契約となった。高校3年時から投手に転向しており、経験は浅いものの、最速154キロの直球には首脳陣からの期待も高い。2年目の今季はウエスタン・リーグ開幕戦だった3月18日オリックス戦に先発し、5回無失点で勝利投手。同31日の阪神戦でも5回1失点と好投していた。叔父は元ソフトバンク捕手の秀則氏。