西武辻発彦監督(63)が高卒4年目の牧野翔矢捕手(21)の評価を高めた。

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1軍デビューとなった6日楽天戦(楽天生命パーク)に続いてプロ2度目のスタメンマスクとなった牧野は、延長12回まで7投手をリードしてソフトバンク打線に得点を与えなかった。試合後に辻監督は「今日は素晴らしかった。牧野は素晴らしかったよ。成長を感じるし、もの怖じせずできた」と、手放しで褒めた。正捕手の森友哉捕手(26)が故障離脱している中で現れたブレーク候補に「大きな自信として、また(スタメンマスクを)かぶってもらうことができると思う」と、今後もチャンスを与えていくつもりだ。

牧野は試合後に球団を通じて「(先発した、年齢は1学年上のルーキー)隅田さんとは初めてのバッテリーだったので、前の試合などを見返して、試合前に攻め方など話し合いました。しっかり投げてくれてたので、こういう結果につながったと思います。中継ぎの皆さんも、隅田さんが抑えた、そのゼロをみんなで守ろうという気持ちがすごく伝わってきました。ソフトバンクは1本出たらつないできて、それが得点につながるので、ずっと緊迫した状況でしたね。山川さんも含めて(故障離脱している)皆さんが戻ってくる頃に、チームがいい雰囲気で、万全の状態で出迎えられるようにしたいと思います」と、コメントした。