仙台大が宮教大に11-4と8回コールド勝ちし、15年以来7年ぶりの春制覇へ好発進した。4-4で迎えた3回、坂口雅哉捕手(3年=八王子学園八王子)が勝ち越し2ランを放った。
9日の完封勝ちから一転、この日は2回に4点を先制され0-4と追いかける展開。だが、チームに焦りはなかった。坂口は「4点ぐらい、どうってことないと思っていました。1イニング1点ずつ取っていけば、やるべきことをやれば何とかなるなと」。2回、押し出し死球で1点を返すと、3回には4安打5得点で6-4と一気に試合をひっくり返した。坂口の勝ち越し2ランはチームを救う今季第1号。坂口は「バットの先だったので捕られるなと思いましたが、うまくバットに乗ってくれました」と喜んだ。
勝ってかぶとの緒を締める。逆転後もじわじわと得点を重ね、終わってみれば8回コールドの快勝。だが、坂口は「今日は2回の守備での反省が大きい」。8安打11得点の打線よりも、失策でバタついた守備を反省した。
優勝を争う宿敵・東北福祉大も東北工大に連勝し、次戦以降も1つも気の抜けない戦いが続く。目標の春制覇に向け坂口は、「チームで守り勝つ。打撃は水ものなので、何とか取れるところで点を取って、辛抱強く守ってという形で…。自分は扇の要なので、ドシッとして、やるべきことをやっていきます」と気を引き締めた。扇の要が守備の軸となり、チームを勝利に導く。【濱本神威】



