オリックス吉田正尚外野手(28)に、今季18試合目で待望の1号が飛び出した。

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西武に2点目を奪われた直後の4回裏、先頭の紅林が四球で出塁。吉田正はカウント1-2からの146キロストレートを捉え、右中間スタンドへ。表情を変えずにダイヤモンドを1周した主砲だが、ベンチに戻るとさすがに白い歯がこぼれた。

「少し詰まっていたんですが、しっかりと振り抜くことができました。なんとかこのゲームを勝てるように、このあとも頑張ります」と、この試合のチーム初安打となる同点2ランを振り返った。敦賀気比(福井)の後輩の先発・山崎颯が失った2点をひと振りで取り戻した。

吉田正はさらに5回2死一、三塁の好機で二塁への適時内野安打を放ち、3-2と勝ち越した。