阪神佐藤輝明内野手(23)が得意のハマスタで猛打を浴びせた。1回1死、空いた三塁線に強烈なゴロをはじき返して二塁打で出塁。3点先制の口火を切った。圧巻は2回だ。2死走者なしでDeNA先発ロメロの変化球をとらえ、完璧な弾道でこの時点でリーグトップとなる5号ソロ本塁打を右翼席に突き刺した。これで5カード連続弾だ。

【ニッカン式スコア】19日のDeNA-阪神戦詳細スコア

「追い込まれていたので、なんとか塁に出ようとくらいついた結果、ホームランになって良かったです。良い形で先制できたので、早い回から追加点を取ることができて良かったです」

昨年は横浜で打率2割7分6厘、2本塁打だった。とりわけ4月9日には右中間場外に推定140メートルの特大アーチを放っていた。右翼最上段に設置された「鳩サブレー」の越える1発で話題を呼んだ。今季初めて同球場でプレー。「いいイメージはある。そういうイメージを持っていきたい」と話していた。早くも相性の良さを示した。