西武バーチ・スミス投手(32)が来日初登板で無安打投球を続ける快投を見せたが、7回で降板した。150キロ超えの速球を主体にロッテ打線をねじ伏せた。許した走者は4回の福田秀への四球だけ。福田秀をけん制で刺し、盤石の投球で7回まで96球、打者21人で片づけた。

【ニッカン式スコア】19日の西武-ロッテ戦詳細スコア

だが7回後にベンチで首脳陣らと話し合い、8回のマウンドには上がらなかった。デビュー戦でのノーヒットノーランなら87年の近藤真一(中日)以来の快挙だった。

▽西武豊田投手コーチ(スミスの交代に) 今までファームでもそこまで投げてきていないし、ノーヒットではありましたが、タイミング的にも代えた方が良いと判断しました。初めてだったので疲れが出ると思いますけど、次回に向けて頑張ってもらいたいです。