西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)が関西テレビの生放送で今年初めて解説を務めた。

ダブル解説の野村弘樹氏(52)から、もしロッテ佐々木朗希と対戦したらどう対応するかと聞かれた。

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「僕は絶対打つと思う」と言う野村氏に対し、清原氏は照れ笑い。

「野茂、伊良部、クルーン、日本最速の投手たちと対決してきましたが、イメージは『投げる前に振り出す』。本当に、見てから振ったら間に合わないから。だいたいこのストライクゾーンに来るなと思って、早めに始動して、そして近本選手みたいにバットを短く持って打つ(笑い)。(世界最速の)チャプマンは打てないけど、165キロくらいまでは打者は対応できるのではないかと思う」

現役時代に対戦した中で一番速く感じた投手を聞かれると「最初の野茂もそうだけど、伊良部に158キロをインハイに投げられた。目の前を新幹線が通り過ぎる感じだった。当たったら死ぬなと。どんな投手もですが早めの始動です。それでゆったりとタイミングをとる」と繰り返した。

93年、ロッテ伊良部秀輝が西武清原に投じた158キロが当時の日本最速。清原氏はファウルにしていた。