巨人の2年目右腕で、開幕ローテ入りしていた山崎伊織投手(23)が2軍戦初登板初先発で好投した。

1回、1死からDeNA梶原に右中間へ二塁打を浴びてピンチを招くも、最速149キロの速球とスライダー、シュートを駆使して無失点に切り抜けた。

その後も危なげない投球を続け、4回3安打1四球無失点。71球の初2軍マウンドに「先発としてリズム良く投げることを課題としてマウンドに立ちました。少し球数が多くなりましたが、走者を出しながらも粘り強く投げられたのではないかと思います。感覚も良かったのでしっかりとまた準備して試合に臨みたいと思います」とコメントした。

右肘のトミー・ジョン手術から復帰した山崎伊は、開幕ローテ入りをつかみ、3月26日の中日戦(東京ドーム)でプロ初登板初先発。そこから1軍で3試合に登板し、0勝0敗、防御率3・86の成績を残している。16日の阪神戦(甲子園)では初のリリーフ登板で、2回無失点。翌日17日に1軍先発登板を見据えたファームでの先発調整のため、出場選手登録を抹消されていた。