「朗希世代」の逸材がブレークの予感だ! 高卒3年目の阪神西純矢投手(20)が巨人戦に今季初先発し、7回3安打1失点、自己最多8奪三振の好投でプロ2勝目をもぎ取った。5回にはプロ初安打も記録。今季完全試合を達成したロッテ佐々木朗と同学年の右腕が成長の跡を残し、チームは東京ドームで宿敵を相手に9年ぶりとなる同一カード3連勝。6連勝で「反攻の5月」の幕が開けた。

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-昨年の初勝利時のウイニングボールは母親に渡していた。今回は

「今日も母が見に来てくれていたので、また渡せたらいいなと思っています」

-お母さんへひと言

「いつも見に来る時はなかなかいいピッチングができなかった。今日だけはよくやったかなと思います」

-フォークは去年から変えた部分は

「特になくて、フォームが良くなってきて、出力も上がってきている。それで直球の球速も上がっているので、フォークも一緒に上がったのかなと思ってます」

-観衆が4万人超え

「球場見渡してもたくさん人が入ってましたし、すごく気合が入った。アドレナリンは大分出ましたね。本当に一生懸命やってたんで。よかったです」

-同世代で比較されることはどう思っているか

「比較されるのは自分の中ではよくないと思っていて。選手によって個性が違うと思いますし、あんまりしてほしくないですけど、仕方ないことなのかな」

-チームは6連勝

「チームの勢いに乗ってピッチングができました。もっともっと勝っていって、こっから巻き返していきたいと思います」