巨人が踏ん張りきれず4連敗を喫した。

先発高橋は4回2/3を4安打3四球1失点で降板。2番手鍬原が無失点で粘り、6回にウォーカーの2ランで2点を勝ち越すも、リリーフ陣が踏ん張れず。7回に今村が3四死球で1死満塁とし、代わったデラロサが犠飛で1点差に詰め寄られた。

デラロサは7回先頭、来日4年目で初打席に立ち、回またぎで奮闘。9回の新守護神・大勢につなぐも、1死一、二塁から逆転の2点適時二塁打を浴び、プロ15試合目で初黒星を喫した。5月に入ってからは7試合で計49失点、1試合平均で7失点となった。

桑田真澄投手チーフコーチ(54)の一問一答は以下の通り

-先発の高橋について

今日は良いボール投げてましたし、もう少し投げさせてあげたかったなと思います。ただ、投手に四球を出したり、少し苦しい内容だった。絶対落とせない試合だったので、監督が決断された。

-高橋に何か言葉をかけたり

先発にとって4回2/3で代えられるのは屈辱ですし、代えられるようじゃダメなんですよね。良い球を投げていたので、もう少し信頼されて、投げさせてもらえるような投球を続けていってもらいたいと思います。

-鍬原、デラロサが好投

鍬原はここ2週間くらい調子を落としていたのですが、少し上がってきた感じですかね。体の使い方、ボールも良くなってきたと思います。これからに期待したいです。デラロサは昨日も負けてる中で投げてもらって、心苦しかった、申し訳なかったです。今日は苦しい場面で回またぎということで、よく投げてくれました。ボール自体も良いボールも出てきましたし、制球も少しずつ良くなっている。もっともっとよくなると思うので、上を目指して投げていって欲しい

-大勢が9回に逆転された

やはりプロ野球の世界は厳しい世界ですから、なかなか簡単には勝たせてくれないですよね。今日の1敗は非常に大きく痛い1敗ですけど、大勢のこれからのプロ野球生活にとっては大きな収穫のある1敗だったと思います。ジャイアンツも彼のおかげで良い形で来られましたし。彼が打たれたことに関しては何も思わないですし、この1敗をまた彼は何勝にも変えてくれると思いますので、そこに期待したいです。

-中継ぎ陣に課題があるように

今のジャイアンツは投手陣でいうと、エースが3人いてセットアッパー、抑えがしっかりしているというチーム状況ではない。育てながら勝っていかないといけないという状況です。シーズン長いですから、状態良い投手を起用しながらも、育てていく。経験を積ませながら育てていくと。それを継続して1年やっていきたい。また技術力のみならず、体力、メンタルでもしっかり指導しながら、彼らに吸収してもらいたいと思います。

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