楽天のオールドルーキー、ドラフト7位右腕の吉川雄大(かずき)投手(25)がプロ初昇格した。イースタン・リーグでは中継ぎで10試合に登板して1勝0敗、防御率2・08という成績を残していた。

石井一久GM兼監督(48)は試合前に「積極的にストライクを投げられる。ファームでも(1軍へ)上がる前に点は取られたけど、それまでしっかりといいピッチングをしていた。どこで出番があるか分からないけど、与えられたところでしっかりと仕事をこなしてくれればいいかな」と、期待した。

◆吉川雄大(よしかわ・かずき)1996年(平8)12月12日生まれ、広島県出身。広島ジャガーズ-広陵-東海大-JFE西日本。楽天でチームメートとなった太田は広陵時代の同級生で3年夏はバッテリーを組んで甲子園出場。初戦の三重戦で敗れたが、その試合で放った野球人生初の本塁打が選手権大会甲子園通算1400号のメモリアルアーチだった。名前の雄大(かずき)には、英雄のように育ってほしいという願いが込められている。右投げ右打ち。167センチ、80キロ。今季推定年俸は700万円。

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