主砲の吉田正らのコロナ離脱に苦しむオリックスが最下位日本ハムに敗れ、今季ワーストタイとなる借金6に逆戻りした。

10日に5月8試合目で初勝利をマーク。連敗を7で止め、勢いに乗りたいところだったが、先発した助っ人ジェイコブ・ワゲスパック投手(28=ブルージェイズ3A)が5回9安打5失点(自責4)と粘り切れなかった。日本ハムの積極的な盗塁や味方失策も目立ち、リズムに乗れなかった。

本調子とはほど遠い打線は、3点を追う8回に3四死球をもらい2死満塁の好機をつくったが、5番宗が遊飛に倒れた。これで30試合連続4得点以下。起爆剤が欲しい。

12日の移動日を挟み、13日ロッテ戦(京セラドーム大阪)に臨む。相手先発は4月10日に敵地で球団史上初の完全試合を食らった佐々木朗の見込み。窮地ながらも対策を練って挑む。