阪神青柳晃洋投手(28)が13日DeNA戦で先発し、03年井川以来の球団19年ぶり4戦連続完投を目指す。

前回6日の中日戦では9回を27人で完全投球していた大野雄相手に9回2安打無失点と1歩も引かなかった。10回にサヨナラ負けを許し、今季初黒星。「大野さんにつられていい投球ができた。今回も勝てるチャンスのある投球をしたい」と、テンポよく投げ抜く。

DeNAとは今季初対戦。狭い横浜が舞台だ。「ソロだったらOKくらいの気持ちで」と話すが、昨季同球場では2戦2勝。DeNAには5戦で4勝負けなし。被本塁打は0本と相性はいい。

完投が続いていることには「ストライク先行ができている。昨年と(配球も)違う部分がある。幅が増えた」と自己分析。「体は元気。なるべく僕の時に休んでもらえるように」と、若く経験の少ないブルペン陣を休ませる。横浜は雨予報だが「雨柳さん」が最後までマウンドを守り抜く。

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