楽天が終盤に逆転され、今季ワーストの4連敗となった。

3点リードの7回1死一塁で、2番手ブセニッツが愛斗の打球を右足に受け、負傷降板。3番手で安楽がマウンドに上がったが、2死一、三塁で川越に左前適時打、続く滝沢に右中間へ2点適時三塁打を浴びて同点に追いつかれた。直後、外崎が打席に入ると、2球目で暴投。勝ち越し点を献上した。球団最長の11連勝が11日に止まり、そこから連敗が止まらない。嫌な流れを断ち切れずにいる。

試合後の石井一久GM兼監督の主な一問一答は以下の通り。

-7回を振り返って

石井GM兼監督 アクシデント的な降板だったんですけど、元々7回ブセニッツで行く時にバックアップで安楽がついていたので、そこは関係ないかなとは思います。ただ安楽が1点でいいと割り切ってしっかりと投球してくれたら良かったんですけど、昨日今日と球が真ん中に集まってくるので、もう少し散らしていかないと彼の良さは出ないかなというところはあります。三塁打打たれたところもあそこは別にストライク入れに行く必要もなかったし、たぶん銀仁朗もアウトコース、ボール気味に要求していたところをインコース気味に入った。あの感じだと球威もなかったので、しょうがないかなと思います。

-ブセニッツの状態は

石井GM兼監督 まだ分からないです。病院には行くかな。

-4連敗

石井GM兼監督 そうですね。連勝、連敗というのはあるので。ただ、どういうふうになっていったかというところの方が問題だと思う。11連勝、4連敗と区切るのではなくて、15試合で区切ったら選手が頑張って貯金7個作ってくれたところの方が大事。そこプラスこの勝った負けたの中で、野球がどういう風にできていたかの方が大事。そういう意味では集中力をしっかり持って戦ってくれているし、そこはいい意味でちゃんと捉えていく方が大事かなと思います。

-早川の投球

石井GM兼監督 初回、2回とボールはちょっと高かったんですけど、少しずつ低めに集めてくれて、いいピッチングはしてくれたと思います。6回で降りたことに関しては、後ろのピッチャーにつないで、しっかりと勝ちパターンというところと、早川が6回終わったときの状態というところを見て、あそこは交代を判断しました。

-7回に遊撃守備に村林を入れたのは逃げ切りを図るため

そうですね。そこはしっかりとディフェンスを固めてという。万が一のときがあったときは銀次も控えていたので、9回の通りですね。チャンスで銀次が状況には、ダブルスタンバイしながらディフェンスを固める形でした。

 

▽楽天早川(先発して6回6安打9奪三振1失点と好投)「フィニッシュまでの過程というのを炭谷さんが作ってくれて、自分が最後投げきるだけだった。そこまでの炭谷さんのリードが良かったと思います」

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