阪神が13安打9得点とDeNAに打ち勝ち、連敗を2で止めた。

中野拓夢内野手(25)が初の1試合2本塁打を含むプロ初の4安打で4打点の大活躍。

「2番遊撃」で出場し、上茶谷から1回は二塁打、3回は2ラン、5回は中前打。三塁打を打てばサイクル安打だった6回は宮国から2ランで、9回は遊飛だった。

中野のヒーローインタビューは以下の通り。

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-打席を振り返って

「自分の中では入るかなという感触がなかったので、正直越えてくれという思いで走っていました」

-4打席目ではサイクルがかかっていた

「ベンチに帰った時にもサイクルヒットあると言われていたが、あまりそこは意識せずに次の打者につなぐバッティングをしようと思って打席に立ちました」

-見事な右翼席中段2ラン

「人生で一番、手応えがありました」

-1試合2本塁打

「自分が一番驚いています」

-近本とつないだ打線

「自分と近本さんが塁に出て、良い形にでクリーンアップにつなぐのが大事だと思うので、今日はしっかりとその役割ができたんじゃないかなと思います」

-チームにも勢いがつく

「非常に良い勝ち方ができたので、このまま良い勢いにのっていきたいなと思います」

-ファンに一言

「今日もたくさんの応援ありがとうございます。明日からも1戦必勝でチーム一丸となって頑張っていきたいなと思います。応援よろしくお願いします!」

 

▼阪神中野拓夢が自己初の1試合2本塁打。新人だった昨季に打ったプロ初本塁打は神宮で、今季1号も神宮。通算4本塁打は、神宮と横浜で2本ずつ打っている。

▼1試合4安打も自己初。昨季12度、今季3度あった3安打を上回った。4打点も4月24日ヤクルト戦で記録した自己最多に並んだ。

【ニッカン式スコア】14日のDeNA-阪神戦詳細スコア