楽天が2戦連続で0封負けを喫した。

打線は前日の同戦から「4番島内」以外すべての打順を組み替えて、てこ入れを図ったが、オリックス山本の前に沈黙。山本に5回まで104球を投げさせ、6回から継投策に入らせたが散発4安打に沈み、この日も得点を上げられなかった。

先発早川は2回に伏見に2点適時打を浴びて先制点を献上。3回は2死から連打で1点を失った。4回は先頭の杉本に左中間へソロを浴び、5回を7安打4失点で今季2敗目を喫した。

チームはオリックスに連敗し、4カード連続負け越しで交流戦に入ることが決まった。

今季はここまで26勝14敗1分け。勝率6割5分は12球団トップで、リーグ首位は変わらないが、石井GM兼監督は「今の状態ははっきり言って最悪ですよね。ただ、最悪だからって気持ちが折れているかとか、諦めているというのは全くないので。41試合でさすがに折れる選手もいないし、これからだよ、っていうところをしっかりとみんなで向き合ってやっていけばいいと思うし。僕も悔しいし、みんなも悔しいと思うので、その悔しさとしっかりと試合で向き合ってくれているので、心配はしていないです。周りが心配してくれるので、そこを打破していかないと。チームとしては1年間勝ちきることが目標なので、大きい目標に向かって苦労をみんなでしたいと思います」と前を向いた。

▼通算1000三振=西川(楽天) 21日のオリックス8回戦(楽天生命パーク)の3回、山本から見逃し三振を喫して記録。プロ野球74人目。初三振は日本ハム時代の12年4月3日のオリックス1回戦(札幌ドーム)で香月から。

▽楽天早川(5回4失点で2敗目)「何が悪かったのか分からないです。のちに映像とか見てわかることもあるので、しっかり反省点を出して、次の登板に生かしたいと思います」

【関連記事】楽天ニュース一覧