巨人戸郷翔征投手が1球に泣いた。8回3失点133球の熱投もリーグ単独トップの6勝目はお預けになった。同点の8回1死、低めカーブを日本ハム浅間に右翼席まで運ばれた。

「最後までいきたかったけれど、あそこで打たれて、勝ち切れなくて悔しいです」。桑田投手チーフコーチは「胸が痛くなる敗戦でしたね。非常に良かったと思いますし、勝たせてあげたかったです」とおもんぱかった。

 

▼日本ハム-巨人戦はともに選手交代なし。両軍交代なしは交流戦では16年6月4日広島-ソフトバンク戦以来6度目だが、過去5度はいずれもセの本拠地の降雨コールド試合。DH採用試合、9回までの試合では初の交代なしだった。