巨人が首位ヤクルトに快勝し、今季最長の3連勝を収めた。貯金は3となり、首位ヤクルトとは2ゲーム差に迫った。

先発のフォレスト・ウィットリー投手(28)は7回2安打無失点、9三振と快投。1回こそ2安打を打たれたものの、最速155・6キロの直球と緩急を生かして、2回以降はノーヒット投球を見せ、来日3戦目で初勝利を挙げた。

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3回。バッターボックスの巨人ウィットリーはじっくりとボール球を見極めて四球を選び、自ら追加点を挙げた。この打席と違い、“えり好み”することはなかったのが、2月の那覇キャンプ中の一コマだった。球場に用意された昼食。目に付いたのはみたらし団子。迷うことなくほおばった。食感が気に入り、何個も腹に収めた。

長く球団で外国人を支えてきた依田通訳をして、「こんな外国人選手は見たことがなかった」とグルメぶりに驚く。食事への飽くなき探求心。米国で年越しした年末年始には、わざわざ豊洲市場からウニ、イクラなどの海産物を取り寄せ、舌鼓を打ったという。

未知の食材でも、まずは挑戦する。コンビニではタマゴサンドを気に入り、お気に入りになった団子も思わず買ってしまう。郷に入っては郷に従え。そんな日々を過ごしてきた。

3月に阿部監督からお勧めされたお店がある。東京・神田の老舗うなぎ屋「明神下神田川本店」。米国時代からウナギにも目がない。初勝利のお祝いにうってつけだ。「ちょうど東京にいるし、ヨダ(依田)、一緒に行こう! 自分が払うよ」。美食家の助っ人は、太っ腹でもあった。【阿部健吾】