朗希の剛速球を見慣れたおかげ!? 阪神が劇勝した前夜の勢いそのまま、初回に3点を先制した。

無死一、二塁、3番大山悠輔内野手(27)の右翼への適時二塁打で先制。さらに無死二、三塁から4番佐藤輝明内野手(23)の中犠飛で1点を追加した。その後、2死二塁となると6番糸原健斗内野手(29)が右中間を破る適時二塁打を放った。

阪神は今試合前まで直近4試合でわずか3得点。複数得点は、22日巨人戦(甲子園)の2回に4点を挙げて以来、44イニングぶりとなった。

前日27日は、ロッテ佐々木朗に6回無得点に封じられながらも、9回に佐藤輝に11号ソロが飛び出し勝利した。160キロ超の直球に高速フォークを交える「完全男」と対戦した翌日、140キロ前後の直球にカーブ、チェンジアップを投じる左腕佐藤奨を早々に攻略。タイプが正反対な投手に対応してみせた。

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