昨年のオッズパーク杯ガールズグランプリに出場した小林優香(28)が28日、「オッズパークドキドキスペシャル」として行われたソフトバンク-広島(ペイペイドーム)で始球式に臨んだ。

ガールズケイリンのユニホーム姿でマウンドに上がり、ホームベース手前でワンバウンドする球を投げ込んだ。

小林は「川崎宗則選手との対談で聞いたアドバイスを意識して、昨夜から大好きな韓流ドラマやお気に入りの音楽を聞いて気持ちを高めてきました。ホークスファンの祖母と母からも『しっかりとガールズケイリンをアピールしてきなさい』とエールをもらい、野球ファンの方に、少しでも自身の事を知ってもらえればと思い、マウンドに向かいました。6年前の始球式ではすごく緊張しましたが、今日はリラックスした気持ちで臨めましたね」と振り返った。

ただ、16年5月の始球式と同じワンバウンドに終わったことは残念だったようで「ボールは真っすぐに投げられたけど、ノーバンを目指していたので悔しい! この悔しさをバネに、年末のガールズグランプリ出場に向けて頑張りたい」と話していた。

小林はガールズケイリンと自転車競技の二刀流で活躍。昨夏の東京五輪にも出場した。4月には元ソフトバンクでBCリーグ栃木の川崎宗則選手(40)とも対談し「体は仕上がってますね」と太鼓判を押されていた。

オッズパークドキドキスペシャルは16年から始まり、今年は3年ぶり5度目の実施となった。

【ニッカン式スコア】28日のソフトバンク-広島戦詳細スコア