巨人中田翔内野手(33)が、古巣の日本ハムから12球団制覇弾を決めた。9回無死二塁、慣れ親しんだかつての本拠地での通算98号となる5号2ランで、連敗ストップを決定付けた。7回2死一、二塁では、代打で巨人移籍後では札幌ドーム初登場。07年ドラフト同期入団の宮西から中前適時打を放った。野球人・中田翔を育んだ北の大地で、巨人中田が復活ののろしを上げた。

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▼中田が古巣の日本ハムから本塁打を放ち、現12球団すべてから本塁打を記録。全球団から本塁打は21年6月13日バレンティン(ソフトバンク)以来42人目。中田はこの日が日本ハム戦初出場。初対戦試合で全球団本塁打達成は07年5月27日ローズ(オリックス)が巨人戦、08年3月28日ラミレス(巨人)がヤクルト戦、21年5月25日ウィーラー(巨人)が楽天戦で記録して以来4人目で、日本人選手では初めて。また、札幌ドームでは通算98本目。稲葉(日本ハム)の59本を抑え、中田が同球場の最多本塁打打者になっている。

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