阪神がロッテに敗れ、連勝が「2」で止まった。勝利すれば今季初の勝率4割突破、ヤクルトに並び交流戦首位に躍り出ていたところだったが、ロッテ投手陣を打ち崩せず。ヤクルトが敗れたため、最短で31日に自力V消滅となる崖っぷちの危機は変わらない。

先発伊藤将が6回3失点と粘ったが、得点は佐藤輝の12号2ランのみ。この1週間6試合で11得点と打線の反発力のなさが響いた。

矢野監督の試合後の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-先発伊藤将の印象

「まあちょっと、球を操れている感覚が将司にしてはなかったかなと。もちろん、ここ(ZOZOマリン)独特の返ってくる風とか。そういうのもあると思うけど、ちょっと苦しんでいるなという感じがそのまま出ちゃった感じかな」

-打線は初回無死満塁で無得点

「そこしかないよね。あそこでゼロで行ってしまったのがある意味全て、と言ってしまったら言い過ぎかもしれんけど、あそこでゼロというのは。一気に崩せるかもしれない状況だったんで。悔しいね」

-相手先発ロメロの印象

「うーん…、力の加減を多少変えたり、リズムを変えたりするぐらいで、大きな特徴があったという感じではないと思うんだけど。追い込んだら球にちょっと力入れてとかはやってるかな、タイミング変えてるのかなと思ったけど」

-スタメンに右打者を並べた

「いやいや、右バッター並べるっていうか、もちろんコンディションのこととかさ、いろいろあるし。別にロメロだって右バッターの方が打ってるとかそんなことないんだけど、左だって打ってるし、今日も実際左が打ってるから。それは関係ないんだよ。チームを動かしていく上で使わなあかん時期もあるし」

-上位と6番の糸原が調子いい

「うーん、まあまあ、1、2番が出るとね、チャンスいっぱい作るような形になってきてるし。昨日悠輔(大山)がかえしてっていうところで、流れを持ってこれたから。今日はテル(佐藤輝)が最後ホームラン打ったけど、試合の中ではあそこで打たないと、チャンス作ってもということになるんで。まずはうちとしては1、2番が出てというところと、健斗(糸原)が行けば一気に大量得点とかになってくる形になるんで、そこは理想だとは思うんだけど」

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