NTT東日本はJR東日本を下し、第2代表決定戦に駒を進めた。

主砲が役割を果たした。1回2死二塁、4番の向山基生外野手(25=法大)が先制の中前適時打を放ち、流れを作った。

今大会これで4試合連続打点の向山は「(監督の)平野さんからずっと『お前が点を取るんだ』と。練習試合からプレッシャーをかけて、打点にはこだわっていました」と振り返った。

流れに乗った打線は2回に長沢壮徒外野手(27=上武大)が左中間席へ、3回に下川知弥内野手(29=駒大)が右翼席へそれぞれソロ本塁打を放ち、試合を決めた。

平野宏監督(43)は主砲の活躍を「『やってもらわないと困るな』と、いうところで本当に期待通りの活躍をしてくれています」とたたえた。